ハンドスプレーガン(使用方法)のよくあるご質問
- 吸上げ式スプレーガンを圧送式で使用出来ますか。
-
空気キャップおよび塗料のシール構造が若干異なりますので、基本的にはご使用になれません。
- 通常のスプレーガンと低圧ガンの違いを教えてください。
-
低圧スプレーガンとは、一般的には空気キャップ、塗料ノズル、および本体構造に、優れた整流特性を持たせ、低圧領域「空気キャップ内圧力が0.07MPa以下」でも高微粒化を実現したモデルとなります。
汎用スプレーガンに比べ、高塗着効率と塗料ミストの飛散低減を実現しています。
また、スプレーブースのメンテナンス期間を伸ばすとともに、塗装者への汚れを最小限に抑えることができるため、作業環境の改善に寄与します。
※塗料使用量は20~30%節約できます(当社比)
低圧スプレーガンを扱う上での注意点
カタログに記載の推奨条件以上の手元空気圧力で使用しますと、低圧領域ではなく汎用スプレーガンと同じ扱いになり、上げれば上げるほど低圧スプレーガンのメリットは徐々に失わて行きますのでご注意ください。
手元圧力上げてこんな使い方も!
表中の「◆」印の付いた低圧スプレーガンは、元々微粒化効率の高いVスリットノズルを採用していますので、手元圧力を上げていくことで汎用スプレーガンよりも、更に高微粒化スプレーガンとして使用することができます。
※低圧領域ではなくなります。
塗着効率が増えるのはなぜ?
・吹付エアー圧力が低いために被塗物に塗料が付着しやすくなります。
・汎用スプレーガンより若干塗料粒子径を大きめにセッティングしています。細かすぎる粒子の飛散を抑えているため塗着効率の向上が見込めます。
参考:(左)低圧スプレーガン、(右)汎用スプレーガン - 圧送式スプレーガンのエアホースと塗料ホースの接続方法を教えてください。
-
W(LPH)-101は、全機種、塗料ニップルがG1/4、空気ニップルがG1/4です。
W(LPH)-200は、全機種、塗料ニップルがG3/8、空気ニップルがG1/4です。LPH-101、LPH-200圧送ガンの接続参考例は、下記ご覧ください。 - 水性塗料を使用したいのですが、対応していますか。(ガン、塗料カップ、ポンプ)
-
スプレーガンの塗料接液部(塗料ニップル、塗料ノズル、ニードル弁セット、本体鋳込材の接液部)はすべてステンレス材を使用しております。
塗料カップおよびコンテナもステンレス製のものを各種ご用意しております。ダイアフラムポンプおよびペイントタンクにつきましても、ステンレス製のものをラインアップしておりますので、ご使用状況に応じてご選定してください。
対象機種(低圧:LPH-50・80・101・200・300・400シリーズ、汎用:W-50・101・200・300・400シリーズ) - スプレーガンを食品に使用出来ますか。
-
通常のスプレーガンでは、ご使用いただけませんが、食液専用のスプレーガンFOGシリーズをラインアップしております。詳しくは、「液体塗布用機器ページリンク」をご覧ください。
- スプレーガンで接着剤を使用できますか。
-
通常のスプレーガンではご使用出来ない場合がございます。接着剤専用のスプレーガンCOGシリーズをラインアップしておりますので、詳しくは「接着剤用大形スプレーガン(COG-A200シリーズ)」をご覧ください。
- スプレーガンの使用方法(準備)を教えてください。
-
下記映像からご覧いただけます。
- スプレーガンの使用方法(塗装)を教えてください。
-
下記映像からご覧いただけます。
- スプレーガンの使用方法(洗浄、メンテ)を教えてください。
-
下記映像からご覧いただけます。
- 標準スプレーガン(W-101、200)のノズル口径を換えたいが可能ですか。
-
空気キャップセットとノズルニードルセットの交換が必要です。但し、正しい組合せでないと十分な性能を得る事ができません。(詳しくはパーツサイトからご確認ください。※閲覧には会員登録が必要となります)