射出成形での真空用途ご提案
射出成形での真空用途ご提案
様々な製品に射出成形品は利用されています。
【自動車部品・電気部品・電子部品・工業製品・医薬品】
射出成形での真空用途とは
射出成形機シリンダーや金型内において樹脂原料から発生するアウトガス、水分を真空ポンプでふくことで、製品の樹脂焼け、ボイドなどを防ぎ歩留まりを上げる方法です。
こんな課題があります
油回転式真空ポンプ運転時の油煙による作業環境汚染•油の消費
油回転式真空ポンプは内部が油で充填されている真空ポンプです。イニシャルコストが低く非常に優れている真空ポンプですが、運転中には排気口より油煙が発生し、作業環境を汚染してしまいます。また運転時に油を排出するため、定期的な給油作業が必要となります。
ドライベーン、ルーツポンプ使用時での音、メンテナンスサイクルの問題
ドライ式のドライベーン真空ポンプおよびルーツ真空ポンプを使用される場合、運転音が大きく防音ボックスが必要になる場合があります。また、防音ボックスの使用により、ポンプおよび周囲温度が上昇し、早期のメンテナンスが必要となる場合があります。
オイルフリースクロール真空ポンプで解決できます
油回転式真空ポンプ運転時の油煙による作業環境汚染・油の消費
油を使用していないオイルフリー真空ポンプなので、油煙の発生はありません。
また、給油作業から解放されるので保守点検の作業費・部品費の削減に貢献します。
低騒音のポンプのため、防音ボックスが不要です
吸気、圧縮、排気の工程が連続でトルク変動が少ない構造のため、低振動、低騒音のポンプです。気温上昇の原因となる防音ボックスは不要です!
タフでメンテナンスサイクルが長い
通常の使用状態であればメンテナンスは1年毎(24時間運転の場合)です。このクラスのドライポンプではトップクラスのメンテナンスサイクルの長さを誇ります。また、通常時の面倒な油や冷却水の点検などは不要です。
コスト比較例
500L/minクラスのポンプを1日8時間、3年間使用した場合、これだけのコストメリットがあります。
油代だけでも3年間で約11万円!!
この費用がありません!
※油の交換頻度は、給油週1回、交換月1回として計算しています。