故障かな?と思ったらレシプロコンプレッサのトラブルシューティング
代表モデルにおける一般的なトラブルシューティングをご紹介しています。
機種によっては対応方法が異なる場合がありますので、詳細はお使いの機種の取扱説明書をご参照ください。
始動しない または始動しても電動機がうなる
圧力開閉器の作動(復帰)圧力、安全弁の吹き出し圧力が製品仕様よりずれている、あるいは部品からエア漏れなどの異常がある場合は、ただちにご使用を止め、元電源を切り、圧縮空気を抜いてから、コンプレッサをお買い求めの販売店または当社お客様相談室にご連絡ください。
解除後始動させてもすぐにサーマルプロテクタが作動(トリップ)する場合は、作動の原因となる異常が除去できていない可能性があるため、コンプレッサをお買い求めの販売店または当社お客様相談室にご連絡ください。
電源コードの太さと長さに異常がない場合、元電源(漏電遮断器・ブレーカ)の容量が適切であるかを確認する
元電源容量が不足している場合は、自社に出入りの電力会社に相談する。
投入したオイル量が多すぎる場合も、始動時にオイルセンサボックス内の油面が一時的に下がる現象によりオイルセンサが作動する場合があります。
朱円内に油面がおさまるようにオイルを排出してください。
サーマルプロテクタが頻繁に作動する(サーマルプロテクタは過負荷・過電流の保護装置であり、電動機保護のために作動していますので、サーマルプロテクタの作動自体は異常ではありません。)
圧縮機が設置されている部屋を換気する。夏場周囲温度が高いことによりサーマルプロテクタが作動してしまう場合はサーマルプロテクタの設定値を5%だけ上げる。秋になり周囲温度が下がったら設定値を戻す。
電源コードの太さと長さに異常がない場合、元電源(漏電遮断器・ブレーカ)の容量が適切であるかを確認する。
元電源容量が不足している場合は、自社に出入りの電力会社に相談する。