クロー(ツース)コンプレッサの原理
クロー(ツース)オイルフリーコンプレッサとは
別名ツースコンプレッサとも呼ばれています。
- ● 独特な形状のツース型圧縮機は、オス、メス2つのロータで構成され互いに非接触で回転し摩耗が無く長寿命です。
- ● 精密設計のロータはステンレス鋼で腐食に対して強く。ロータは軸に対して対称形のため揺動がありません。
- ● ケーシングの内面とメスロータの表面は特殊コーティング処理しており、より気密性を高くしております。
- ● ロータに対して吸込口と吐出口は、それぞれ対称面にあり 軸方向への荷重がかからずベアリングの寿命を延ばします。
- ● ダブルツース本体は冷却液(オイル・水・クーラント)不要の完全空冷タイプです。余分な補助機器も不要でメンテナンスが容易です。
- ● 圧縮機本体の軸封部は、それぞれ独立したエアシールリングとオイルシールリングで完全に軸封し、油分をシヤットアウトして高品質なクリーンエアを供給します。
クロー(ツース)コンプレッサの構造について
①吸込について ロータの回転により空気が吸込口より流入します。回転軸に対し対称側の圧縮室では、圧縮が行われます。オスロータとメスロータの歯により仕切られ 圧縮を開始します②圧縮行程 オスロータとメスロータがお互いに反対方向へ回転し空気を圧縮します。対称側では空気の吸込みが行われる。③吐出し行程 メスロータで閉鎖されていた吐出口が開き、圧縮空気が吐き出される。対称側の圧縮室では圧縮が開始されます。