コンプレッサ機種構成一覧表
用途に合わせて選べるワイドバリエーション
出力別一覧
■レシプロコンプレッサ
用途:自動車整備、一般機械向け(リーズナブルに圧縮エアを使用したい) シリンダ内部を上下するピストンの作用で、圧縮室の容積を変化させることにより圧縮する方式で、高い吐出圧力も得意としています。音と振動が比較的大きいですが、最も安価な圧縮方式として広く普及しています。当社は給油式とオイルフリーの双方をラインアップしています。
■スクロールコンプレッサ
用途:病院や研究機関(騒音を気にする場所や油分を使いたくない) 回転式の一種で、渦巻形状のラップと呼ばれる壁を180°ずらした状態でかみ合わせ旋回させることで、三日月状の圧縮室の容積を変化させ圧縮する方式。音と振動が非常に小さいことが大きな特長です。当社は世界に先駆けてオイルフリースクロールコンプレッサを発売しています。
■スクリューコンプレッサ
用途:比較的多くのエアを必要とする工場 オス・メスのネジ形状のロータ(スクリューロータ)を回転させて、ネジ溝にできる容積の変化で圧縮する方式。工場エアとして最も普及している回転給油式の圧縮機の機構で、音と振動も小さく、中形クラスでもっとも効率が高い圧縮方式です。
■クローコンプレッサ
用途:比較的多くのエアーを必要とする工場(油分を使いたくない) オス・メスの爪形状のロータ(クロー)が互いに接触せずに回転させて、両ロータとハウジングの間にできる容積の変化で圧縮する方式。オイルフリー専用本体で、さらに2段圧縮方式を採用することで非常に高い圧縮効率と耐久性を実現しています。
■ブースタコンプレッサ
<用途: 工場ラインでの圧縮空気の増圧や増圧弁の代替、低圧化による部分増圧 工場のラインエアなど、すでに圧縮されたエアをさらに昇圧する圧縮機です。当社は給油式とオイルフリーを発売しています。