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空気タンクで分離する水分量について

Q 空気タンクで分離する水分量は?

【条件】

            
吸込空気 温度: 25℃
湿度: 60%
使用コンプレッサ形式 TLP110EF-10
稼働率 50%

A 0.16L/hです……1時間あたり
12時間/日で30日間使用すると約60Lも溜まります。 手動のドレンバルブで、できれば毎日排出してください。

            
【条件】
吸込空気 温度:25℃飽和水蒸気量 = 23.0g/m3
湿度: 60% 23.0×0.6 = 13.8g/m3  …(3)
コンプレッサ 吐出空気量1.285m3/min …(1)
吐出圧力 1.0MPa
台数 1台
稼働率 50%…(2)
空気タンク タンク表面55℃ 飽和水蒸気量 = 103.9g/m3
温度
大気圧換算 103.9/{(1.0+0.1013)/0.1013} = 9.56g/m3…(4)
飽和水蒸気量

ドレン発生量(L/h)=
= (1)コンプレッサ吐出空気量 × (2)稼働率 × 60 × 【((3)吸込空気の水分量) -(4)】/1000
=1.285×0.50×60×【13.8-9.56】/1000=0.16L/h

1カ月間の使用を12時間/日で30日間使用すると、0.16×12×30=約60L

■参考資料 空気タンクの役割

(1) 圧縮機本体から吐出しされた圧縮空気の脈動を少なくする。
(2) 間欠的な空気消費の場合には、空気消費が多量になるとき、それを補給し、圧力低下を防ぐ役割。
(3) 圧縮機本体から吐出しされた圧縮空気の冷却。
(4) 圧縮空気中の水分、油分の分離。

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