乾燥炉 CUE-Cシリーズ

バーナー運転終了後、炉内を冷却するアフターパージ機能が働きます。
冷却完了後、自動的に循環ファンが停止します。
地震検知器、ガス圧スイッチ、風圧スイッチ、着火確認リレーを標準装備しています。
天井パネルは前面が防爆口となっております。

乾燥温度・乾燥時間セット、バーナー運転、循環ファン運転など、制御盤で集中コントロール出来ます。
異常表示はコード化してコントロールパネルに表示します。
2バーナー形は、制御盤を通信線1本で親子化出来、片側1台で操作出来ます。親機・子機の単独操作はスイッチで切換出来ます。

熱風循環方式を採用し、マイコンによる時間比例制御を行っています。さらに炉内吹出部に風向調整用ギャラリーを標準装備し、炉内温度の均一化（±10℃以内）を図っています。
CUG形は着火性に優れ、メンテナンスの容易な、専用のガンタイプバーナーを採用しています。
CUE形は熱効率のよい、フィン付シーズヒーターを採用しています。

電気式のため、ガス式よりも設置が容易です。
200℃までの昇温時間が18分（CUG-444B）と短時間で立ち上がり、作業の回転効率をアップ出来ます。
また、新鮮空気取入口と炉内吹出部にフィルターを装備し、塵付着を防止しています。
内板および外板は溶融アルミ亜鉛合金鍍金鋼板です。塗装ではありませんから、塵の発生がなく、
シャットアウトすることができます。

炉内内寸をメーターモジュール化し、内容積を従来機に比べ、CUG形は23～25％、CUE形は21～25％アップしています。
熱風発生室と操作盤を一体化したスリムタイプです。
リサイクルを考慮して、解体しやすくしています。
断熱材（グラスウール）のみの交換も容易に行えます。